MENU

「スペインで見つけた“会社銀行”──調べたら、メガバンクも青ざめる規模でした」

死ぬまでに行きたい国!として、奥さんと、スペインのバルセロナまでデートにきました。

そして、ホテルのすぐ横には、大きく「CaixaBank(カイシャバンク)」の看板。

妻と私は、「会社銀行て…笑」と思わず爆笑してしまいました。

でも、気になって調べてみたら──こいつ、とんでもない大物でした。

目次

スペイン第3位のメガバンク、実は超優良企業だった

Santander、BBVAに次ぐ3位の資産規模

顧客数:約2,000万人以上

支店数:約4,000(うちスペイン国内が大部分)

従業員数:約46,000人

総資産:63兆円超(2024年末時点で約6,310億ユーロ)

カイシャバンクは、スペインの大手銀行。2024年の総資産は約6,310億ユーロ、日本円にして約63兆円。

そして驚くべきは、その**年間純利益が5,787百万ユーロ(約1兆円)**という数字です。

「えっ、これメガバンク並じゃないか…」と思いながら、日本のメガバンクと比べてみました。

日本のメガバンクと比較してみる(2024年度)

※2024年度決算、1ユーロ=145円換算

え、スペインって人口どれくらいだっけ?

スペインの人口:約4,800万人

日本の人口:約1億2,000万人

人口が日本の約4割しかないスペインで、これだけの利益を叩き出すというのは、やはりすごいことです。

もちろんビジネスモデルや金利環境の違いもありますが、「会社銀行」と笑っていた自分が恥ずかしくなりました。

染みついた癖が、ふと顔を出す

旅行中にも関わらず、気になって調べ出したら2時間以上もたっちゃいました。

でもご安心ください。決してデート中にスマホいじってたわけじゃありません。

ちゃんと奥さんとお布団でモゾモゾ(←大事)してからの、深夜タイムです。

夜中に目覚めた妻からは、「気持ち悪い」と最高の褒め言葉をいただきました。

スペインの銀行事情──駐在員の世界は、“向こう側”の現実

スペインにある日系銀行は、マドリードの三菱UFJ銀行(MUFG)だけ。他のメガバンクは欧州拠点(ロンドンやフランクフルト)からスペインをカバーしているため、現地に物理的な拠点を持つ日系銀行はこの1行のみです。地方銀行の支店はなく、個人向けのサービスは基本的に提供されていません。

そんな中、メガバンクの駐在員としてスペインに赴任すると、役職にもよりますが、年収は実質2,000万円クラスが当たり前。住居・子女教育・税補填など、手厚い待遇が整っており、国内勤務よりも“実入り”が良くなるケースもあります。

あわせて読みたい
【#05 伊藤忠商事 3章】これが、サラリーマンの“てっぺん”──伊藤忠役員報酬のリアル このブログの続きです 「……6人で、36億?」──伊藤忠役員報酬の現実と、その意味。 伊藤忠商事の有価証券報告書。前回、平均年収1,753万円に目を奪われていた私ですが── ...

外銀はさらに別次元

私の友人はスペインではありませんが、海外の外銀勤務。

先月、彼の確定申告書を見せてもらって驚愕🫢

見せる方も凄いけど、すけべ心が疼くでしょ??

50歳手前の彼の年収は、ざっくり年収2億円。納税額5,000万円。

桁が違いました。

彼は言いました。

ほんと税金が、イヤになっちゃう…

嫌になるのはわかるけど、「2億稼いで5,000万しか税金かからないの?」

でも、文句を言う振りしてちょっと見せたかったんだろうね。

可愛いやっちゃ😁

おそらくは海外所得控除やストックオプションの取り扱い、法人スキームなど、プロならではの設計がなされていたのでしょう。

桁違いすぎて羨ましい!とかも、全くありませんでした。

目の前の、会社銀行「CaixaBank(カイシャバンク)」、ビッグな外銀。

朝7時、颯爽とオフィスに吸い込まれる、スーツ姿のナイスガイ。

またすけべ心が疼き出しました。

いったい、彼はの年収は??

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ginkariのアバター ginkari MANAGING DIRECTOR

銀キャリ /

こんにちは、銀キャリへようこそ!
私は、銀行業界で約20年経験を持つ現役の経営者です。これまで、法人営業や資産運用アドバイザーとして働き、多くの企業や個人の財務面をサポートしてきました。

現在は**「銀キャリ」というブログを運営しており、主に銀行員のキャリアアップや転職に関する情報を発信しています。
私自身、銀行員から経営者に転身した経験があり、まだ経営者としては3年**を過ぎたばかりの新米ですが、この経験を通じて読者の皆様にお伝えできることが多いと感じています。

ブログの目的は、銀行員のキャリアを見直すこと。
ファイナンシャルプランニングの専門知識を活かして、キャリアに役立つ情報や投資に関するアドバイスも提供しています。

このブログが、皆様のキャリアをより豊かにするためのヒントやアドバイスの源になることを願っています。

リアルとフィクションを9:1の割合で混ぜて発信。
出典があるもの以外は“読んで楽しむ用”です。
信じるかどうかは、あなたのキャリア観次第。

目次