海沿いの5つ星ホテルで、ラグジュアリーな時間を。
──そう思って選んだのが「ソフィテル・バルセロナ・スキッパー(Sofitel Barcelona Skipper)」だった。
■ なぜこのホテルを選んだか
2025年4月、バルセロナを訪れた私は「少し贅沢なホテルに泊まりたい」と思い、このホテルを選んだ。
フランス発の高級ホテルブランド「ソフィテル」。その名を冠し、海沿いに建つ5つ星ホテル──期待しないわけがない。
ただし立地としては、いわゆる“バルセロナのど真ん中”からは少し外れている。
最寄りは地下鉄「Ciutadella | Vila Olímpica」駅。観光エリアまではバスで移動したが、アクセスに不便さは感じなかった。むしろ、海沿いの開放感と静けさが心地よい。
■ 周辺環境:グルメ・カジノ・…夜の顔
このホテルの特筆すべき点は、周辺の充実度だ。
徒歩圏に美味しいタパスバーが複数あり、海沿いにはシーフードレストランも並ぶ。
さらに、近くにはバルセロナのカジノ施設もあるため、ちょっとしたナイトエンタメも味わえる。
ただし──夜の通りは、明るいとは言いがたい。
実際、カジノの帰り道で私は浮浪者に後を付けられた。
道を急いでいると、前から黒いバンがゆっくり横付けしてくる気配。とっさに小走りでかわし、事なきを得た。
あのときの緊張感は今でも忘れられない。
後から調べると、その道は日本人ユーチューバーが撮影中に襲撃された場所でもあった。
海沿いのロケーションを楽しみたい人も、夜の外出は慎重に。
■ ソフィテルのホスピタリティ:安心感と品格
ホテルに戻ると、ガードマンがにこやかに挨拶してくれた。
スーツ姿で立つその紳士的な姿は、昼間とは打って変わって、安心と高級感を感じさせてくれた。
フロントスタッフも丁寧で、英語も問題なし。チェックインはスムーズで、対応もきめ細やか。
高級ホテルらしいホスピタリティを、ここでようやく実感した。
■ 客室:広さ、静けさ、ふかふかのベッド
部屋に入ってまず感じたのは「とにかく広い」ということ。
スーツケースを広げても余裕のある空間。大きなデスク、ソファ、窓の向こうには海の気配。
何より印象的だったのはベッドの快適さだ。ふかふかで沈み込みすぎず、しっかり支えてくれる。
歩き疲れた体を、しっかりと受け止めてくれるような寝心地だった。
水回りも清潔。シャワーの水圧も問題なし。
バスタブがあればなお嬉しかったが、バルセロナのホテルでは珍しくない仕様だろう。
■ 値段は高いが、バルセロナでは「普通」
気になるのは価格だ。
1泊で日本円にして5万円超。
安くはないが、2025年現在のバルセロナの物価を考えれば、高級ホテルとしては相場通りだろう。
「少し贅沢をしたい」「安心できる設備とブランドで選びたい」
──そういうニーズにはしっかり応えてくれるホテルだ。
■ まとめ:ソフィテルは“安心と贅沢”を買うホテル
【良かった点】
- 海沿いの立地でリゾート気分が味わえる
- 周辺グルメも充実(徒歩圏)
- ガードマン含め、スタッフの対応が紳士的
- 客室は広く、静かで快適
【注意点】
- 夜の道はやや暗く、治安に注意(特にカジノ帰りなど)
- バルセロナ中心部(カタルーニャ広場など)まではバス移動が基本
- 値段はやや高め(1泊で5万円超)
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✍ 編集後記(銀キャリ視点)
スペインの地でも、日本と同じように“安心感”を買うという価値観は健在だった。
ソフィテルは高い。でも、それだけの理由がある──そんなホテルだった。
これからも、知られていない「安心の宿」を、自分の足で探していきたい。